「民団創団80周年記念式」ソウルで開催 韓日政府要人など600人参加

https://www.mindan.org/news_view.php?number=4062

在日大韓民国民団(金利中団長)は10月7日、ソウルのロッテホテルワールドで創団80周年記念式典を開催した。

 式典には、韓日両国の政府関係者や与野党の国会議員および日本各地から訪れた民団、婦人会、青年会の関係者など約600人が参加した。民団の創団記念式がソウルで開かれたのは今回が初めて。

 韓国側からは、大統領室国家安保室の魏聖洛室長、韓日議員連盟の朱豪英会長や閔洪喆幹事長をはじめ、与野党所属の国会議員、韓日親善協会中央会の李丙琪会長、在外同胞庁の金炅俠庁長らが出席し、日本側からは、日韓親善協会中央会の河村建夫会長、駐韓日本大使の水嶋光一氏などが参席した。

 金利中団長は開会の挨拶で、過去80年間の民団の歴史は在日同胞の権益とアイデンティティを守り、祖国と共に歩み、韓日関係の紆余曲折や時代の変化を乗り越えてきた歴史であると自負した。

 また、民団の今後の方向性として、「①揺るぎない韓日友好の確固たる支えとなること ②次世代に誇りあるアイデンティティと未来を継承すること ③定住形態や世代の違いを超えて和合し、開かれた同胞社会を築くこと」の3点を明らかにした。

 李在明大統領は、魏聖洛国家安保室長が代読した書面祝辞の中で、「組織の歴史にとどまらず、在日同胞社会が歩んできた人生の歴史であり、大韓民国と共に歩んできた歴史でもある」と評価し、 「6・25戦争当時の在日学徒義勇軍の参戦、産業化と経済成長のための投資、88年ソウルオリンピックやIMF通貨危機など、祖国の苦難と栄光の瞬間を民団が共に歩んできた」と称賛した。

 また、「大韓民国は、民団の過去80年間をいつまでも記憶にとどめておく」と述べたうえで、「次世代の在日同胞たちが自らのルーツを誇りに思いながら、日本社会の堂々たる一員として成長し、韓日関係の架け橋として活躍できるよう、民団が『新たなプラットフォーム』となってほしい」と呼びかけた。

 日本の高市早苗首相も、水嶋光一大使が代読した書面祝辞の中で、民団が在日韓国人社会を代表する組織であり、日韓両国の友好・親善をつなぐ架け橋として、対話と交流を通じた相互理解の深化に寄与してきたことに敬意を表した。

 高市首相は、最近の日韓関係や活発な人的交流に言及し、「国際秩序や地政学的環境が大きく変化する中、両国が未来志向で安定した関係を築き、地域の安定と繁栄に寄与することは、両国政府の共同責任である」と強調し、「民団が過去80年間に築き上げてきた基盤の上に、両国国民間の友好・親善をさらに深め、次の時代にも活躍してくれることを期待する」と述べた。

 この日の記念式典では、在日同胞社会と民団組織の発展に貢献した功労者に対する表彰が行われ、82名の受賞者のうち、駐日韓国大使表彰7名と民団中央団長表彰24名が代表として壇上に上がった。

 青年会を中心とした次世代の青年同胞たちがステージに上がり、「未来へのメッセージ」を発表した後、歌手・金蓮子の祝賀公演やダンスチームの公演が行われ、行事は幕を閉じた。

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